2018.11.19 当たり年の「富有柿」

「柿が赤くなれば、医者が青くなる。」と言い伝えられている柿ですが、今年の猛暑にもかかわらず今年は柿の当たり年と言われています。我が家の小さな富有柿の木も沢山の実を付けてくれ、ご近所始め多くの方にもおすそ分けすることができました。成分を調べてみるとビタミンC始め、抗酸化作用・免疫力向上・美肌効果などに関わるβカロテン、βクリプトキサンチン、血圧上昇を抑えるタンニン、体内のナトリウムを排出してくれるカリウム等が多く含まれているそうです。ただカリウムは関ケ原の戦いに敗れた石田三成が処刑の前に水を所望したが、水がなく代わりに柿を出されたが「体を冷やし、お腹を壊すことがある。」として断ったと伝えられるようにカリウムの摂り過ぎに原因があるとされています。柿は干し柿にした方が含まれる成分が増えたりするので、剥いた皮やへたを乾かし、沢庵漬けのときに糠と一緒に入れたりと活用範囲が多い果物のようです。柿さんありがとう。来年は実を余りつけない年になりそうです。